出産後のママたちは、育児や家事、仕事などで忙しく、なかなか自分の時間が取れないものです。
慣れない子育て中でも、体型の変化に悩み、ダイエットに取り組もうとする方も多いことでしょう。
しかし、産後は体調が崩れやすく、無理なダイエットは逆効果になることも。そこで、健康的に痩せるためには、自分の体調に合わせて、ゆっくりと取り組むことが大切です。今回は、現在は子育てに奮闘中の先輩ママさん達が、産後ダイエットについてのアドバイスを語ってくれました。先輩ママ達の経験から得た知識と、ママ目線での視点から、産後ダイエットについての正しい知識を身につけ、美しく健康的なママライフを手に入れましょう。
出産後、多忙な中でも美しさを保つために頑張る新米ママたちへ、先輩ママが実際に試してみたダイエット方法や美容法をご紹介します。自分に合った方法で、ゆっくりと取り組んでいきましょう。
産後ダイエットには、以下の方法がおすすめされています
- 骨盤ケアを徹底する
- 和食中心の食事にする
- ゆる糖質オフ、夕飯を早めの時間に
- たくさん歩く
- 自宅で筋トレリスト
これらの方法は、産後の体型悩みを解決するために有効な方法です。ただし、産後は体調が崩れやすい時期でもあるため、無理なダイエットは避けるようにしましょう。また、産後ダイエットを行う前には、必ず医師に相談することをおすすめします。
産後ダイエットに大切なこと
産後ダイエットには、骨盤ケア、適切な食事、運動が重要です。
特に骨盤ケアは、産後の女性にとって非常に重要であり、骨盤の位置を調整することで、腰痛や不定愁訴の改善にもつながります。
骨盤ベルト
骨盤ベルトは、骨盤をサポートすることで、骨盤の位置を保持しやすくするために利用されます。使い方は、腰の下にベルトを巻いて、しっかりと固定するだけです。ただし、長時間の使用は逆効果となる場合があるため、適度な使用が必要です。
産後の骨盤ケアには、骨盤を締めるために、産院によっては助産師が骨盤の調整をしてくれるところもあるのでお願いしたり、退院後に骨盤調整をしてくれる整体院を利用するとよいでしょう。また、骨盤ベルトやガードルを着用するという手段もありますが、何よりも自分自身の筋肉で骨盤をちょうどいい位置に戻す力をつけることが大切です。
また、骨盤の調整は、自宅でできる簡単なエクササイズもあります。
例えば、うつ伏せに寝た状態で、両膝を曲げてかかとを天井に向け、ゆっくりとお尻を持ち上げる「ヒップリフト」が効果的です。このエクササイズを毎日続けることで、骨盤周りの筋肉を鍛え、骨盤の位置を整えることができます。
以下の手順を参考にして「ヒップリフト」の姿勢をイメージしていただければと思います。
- うつ伏せの姿勢でマットや床に寝ます。
- 両膝を曲げ、かかとを天井に向けます。
- 両手を肩の高さに置き、腕は床と平行にします。
- ゆっくりとお尻を持ち上げ、背中と太ももが一直線になるようにします。
- 上半身と下半身が一直線になったら、その位置で数秒キープします。
- ゆっくりとお尻を下ろし、元の姿勢に戻ります。
このような姿勢で行うヒップリフトの効果的な方法を実践することで、お尻や太ももの筋力を鍛えることができます。
骨盤ケアについて
産後ダイエットにおいて、骨盤ケアは非常に重要なポイントです。妊娠中には、お腹の中の赤ちゃんが成長するにつれて、お母さんの体には徐々に負担がかかります。そのため、出産後には骨盤の開きが大きくなっていることが多いのです。
骨盤が開いたままの状態だと、身体全体が不安定になり、腰痛や膝の痛みなどが引き起こされることがあります。また、腹筋や背筋などの筋肉が弱っているため、体重が増えやすく、ダイエットがうまくいかないという方もいらっしゃいます。
そこで、産後ダイエットでは骨盤のケアが欠かせません。骨盤の開きを正常な状態に戻すことで、身体全体が安定し、筋肉の働きが良くなります。また、骨盤をケアすることで、内臓が正しい位置に戻るため、代謝がアップして、痩せやすい体質になることも期待できます。
骨盤のケア方法
骨盤のケア方法としては、骨盤を締めるエクササイズや、ストレッチ、マッサージなどがあります。
例えば、骨盤を締めるエクササイズでは、お腹を引き締めながら、骨盤を前後に倒す運動をすることで、骨盤周りの筋肉を強化することができます。
また、ストレッチやマッサージでは、骨盤周りの筋肉をほぐし、血流を良くすることができます。骨盤周りの筋肉をほぐすことで、腰痛や膝の痛みが和らぎ、運動することができるようになるため、ダイエット効果も期待できます。
ただし、産後は体調が崩れやすい時期でもあるため、無理なトレーニングは避けるようにしましょう。自分の体調に合わせて、ゆっくりと骨盤ケアを行うことが大切です。また、専門家の指導を受けることで、より効果的な骨盤ケアができます。
産後ダイエットの食事について
産後ダイエットの食事には栄養バランスが重要です。
食事面では、和食中心の食事や糖質オフ、早めの夕食などが推奨されます。特に糖質オフは、血糖値を安定させることで、ダイエット効果が期待できます。また、野菜やたんぱく質を中心に摂ることで、栄養バランスも良くなります。
具体的な和食メニューの一例
- 朝食:
- おじや(白米を水で煮込んだもの)に納豆や漬物をトッピング
- 味噌汁(具材はお好みで)
- サラダ(野菜、豆腐、魚などを組み合わせて)
- 昼食:
- そばやうどん(具材には天ぷらやきんぴらごぼうなどの揚げ物を控えめに)
- 野菜たっぷりのお浸し
- 鮭の塩焼きや鶏の照り焼きなどの焼き魚・焼き肉
- 夕食:
- 豆腐や納豆、卵焼きなどのおかず
- お味噌汁(具材には野菜や豆腐を入れて)
- ご飯(玄米や雑穀米を選ぶとより栄養豊富)
- おやつ:
- 果物(りんご、バナナ、ベリーなど)
- ヨーグルト
- きなこ豆腐や豆乳プリンなどの低カロリーなデザート
上記は一例ですので、好みや食材の入手状況に合わせて調整してください。
産後は授乳や体力回復にも注意が必要ですので、栄養バランスを考慮しながら健康的な食事を心がけましょう。
また、個別の栄養状態や体調によっても異なる場合がありますので、専門家のアドバイスを受けることもおすすめです。
産後ダイエットの運動について
産後ダイエットにおいては、運動も大切なポイントです。ただし、出産後すぐに激しい運動をすることは避け、まずは軽いストレッチやウォーキングから始めることが望ましいです。
ウォーキングは、軽い運動でありながら、有酸素運動になるため、脂肪燃焼効果が期待できます。また、自宅での筋トレは、産後の体力を回復するだけでなく、筋肉量を増やすことで基礎代謝もアップし、痩せやすい体質になることができます。
ただし、産後は体調が崩れやすい時期でもあるため、無理なダイエットは避けるようにしましょう。自分の体調に合わせて、ゆっくりとダイエットを行うことが大切です。また、産後ダイエットを行う場合、十分な栄養素を摂取することが重要です。特に、授乳期間中は赤ちゃんに必要な栄養素を摂取するため、栄養バランスの取れた食事を心がけることが必要です。
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まとめ
最後に、産後ダイエットには、周りのサポートも必要です。家族や友人、パートナーに協力してもらい、育児や家事を手伝ってもらうことで、時間と気力をダイエットに費やすことができます。
また、産後ダイエットには時間がかかるということも覚悟しておく必要があります。無理なダイエットを行うと、身体が疲れ果ててしまい、かえって逆効果になることもあります。身体の変化や環境の変化に対するストレスもあるかと思いますが、焦らずゆっくりと自分のペースで取り組むことが大切です。あなたは素晴らしいママであり、自分自身を大切にしながら、健やかで幸せな生活を送っていただきたいと願っています。医師の許可を得た上で、適度な運動を行うようにしましょう。
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