雨の日やちょっと生理前のイライラしている時、仕事の休憩時間や、 食後にホッとしたいときには、 ほっと一息、コーヒーや紅茶を飲みたくなりますよね。
確かにコーヒーの香りにはリラックス効果があり、 紅茶や緑茶のうまみ成
分であるテアニンは、 神経を落ち着ける働きもあります。
けれど、 これらに同時に含まれるカフェインにはカラダを冷やすほか、 交感神経を刺激する働きもあります。
カラダとココロのバランスが崩れがちな時やちょっと崩れているな等々、バランスをキープするなら、 1日1杯くらいにしておくのがベストです。
かわりとしておすすめしたいのが、 その香りでココロとカラダをリラックスさせて
くれるハーブティーです。
香りのもとになる精油成分にはそれ自体に薬理的な作用があり、 ヨーロッパでは古くからその働きと効果についての研究が進められてきました。
ここでは、 揺らぎがちな女性のココロとカラダに効くハーブティー4種をご紹介します。
自然な甘さや風味は無糖でもおいしく、 また、 さまざまなブレンドを楽しむのもいいですね。
こんなときにおすすめ♪女性のココロとカラダにうれしいハーブティー
セントジョンズワート
憂うつな気分を解消し、 気持ちを落ち着かせる
幸せホルモンであるセロトニンの分泌を促し、精神安定作用があるハーブ。
ドイツ、イギリス など多くの国で、軽度のうつ病の薬として処方されているほど。
PMSのイライラに効果的なほか、気分がすぐれないときにも。
ラズベリーリーフ
子宮に作用し、さまざまな 月経トラブルに効く
ヨーロッパでは、安産のためのお茶として有名。子宮や骨盤の状態を調整し、分娩時間や出血が少なくなるともいわれます。女性 ホルモンのバランスを整えるので、生理痛、生理不順、更年期 障害に悩む女性にもおすすめ。
ローズ
バラの香りで、気分が 落ち着き、脳を休める
鎮静効果があるほか、心身のリ ラックスにもおすすめ。女性ホ ルモンのバランスを整える作用もあるので、貧血や生理中のめまいをやわらげる効果も。カモミール、ラズベリーリーフなど、他のハーブとの相性も◎。
ラベンダー
自律神経に働きかけ 安眠やPMS 解消に
リラックス効果があり、不眠症にも効くとされるハーブティ ー。自律神経を調整し、生理痛や生理不順、PMS、更年期障害、 冷え性の緩和にも役立ちます。 子宮を収縮する作用があるので、妊娠初期は控えめに。
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